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千葉ジェッツと船橋市が新リーグに向けて記者会見 ホームタウンを船橋市に

船橋市役所で行われた共同記者会見の様子

船橋市役所で行われた共同記者会見の様子

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 ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)の千葉ジェッツが4月22日、船橋市と共同会見を開き、今後船橋市をホームタウンとして活動すると発表した。

松戸徹市長と島田慎二千葉ジェッツ球団代表(関連画像)

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 千葉ジェッツ広報担当者によると、国内プロバスケットボールのトップリーグは現在、ナショナル・バスケット・ボールリーグ(NBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)が存在し、トップリーグが一つに定まらないことに国際バスケットボール連盟(FIBA)が懸念を示し、このままでは2016年オリンピックの出場停止処分も示唆されているため、統一リーグの発足が急がれる状況にあるという。

 このため、新リーグである一般社団法人ジャパンプロフェッショナルバスケットボールリーグ(JBPL)が4月1日に設立され、2016年10月にリーグ戦が開幕する予定であることが発表されていた。

 千葉県全域を拠点として活動している千葉ジェッツでは、新リーグへの加盟条件を満たす条項として、船橋市をホームタウン、船橋アリーナをホームアリーナとすると決定した。

 新リーグでは、ホームアリーナでホームゲームの8割以上行うこと、ホームアリーナは5000人規模の収容が可能なことが求められている。千葉ジェッツはこれまでも船橋アリーナでホームゲームの半分近くを開催しており、新リーグ加盟後はホームゲームの8割以上を船橋アリーナで行うことになる。

 船橋アリーナの収容人数は現在3188席だが、臨時席や仮設席が全て稼働すれば5000席の設置が可能となり、新たな工事なしで加盟要件がクリアできるという。

 ジェッツと船橋市はNBLの今季最終戦である5月3日、船橋アリーナの対つくばロボッツ戦前にホームタウン協定書の調印セレモニーを行う予定。

 松戸徹船橋市長は「子どもたちに夢を与えるためにも、市内にプロスポーツがあることは有意義。予算を新たに取る計画はないが、市の持つメディアの活用などへの協力は惜しまない」と意欲を見せる。

 島田慎二千葉ジェッツ代表は「たくさんの観客を呼んで地元経済にも貢献したい。船橋デーなどを開催し、市民に還元したい」と話す。

 チーム名は当面、千葉ジェッツのまま活動する。新リーグ開幕時に新名称にするかは検討課題にしていくという。

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