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市川・千葉商科大学生が健康嗜好のチョコレート販売 メーカーと連携で

営業部長の山本尚輝さん(左)、社長の有賀祐太さん(中)、副社長の土肥玲奈さん

営業部長の山本尚輝さん(左)、社長の有賀祐太さん(中)、副社長の土肥玲奈さん

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 千葉商科大学(市川市国府台1、TEL 047-372-4111)の商経学部が3月上旬、山形県立米沢商業高校とロック製菓とのコラボで開発したチョコレート菓子「SANUS(サーヌス)チョコレート」の販売を始めた。

SANUSチョコレート

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 同学部ではこれまでにも銚子商業高校、山崎製パン千葉工場、JA全農、JAちばみどりと共同開発し、「四角いメロンパン」(120円)を発売した実績を持つ。

 SANUSチョコレートは、2015年7月商経学部がチョコレート商品の製造販売で知られるロック製菓と産学連携協定を締結したことを機に、健康嗜好(しこう)のチョコレート菓子の商品化を目指して開発した。

 チョコレートには、糖分を気にする人たちをターゲットに砂糖を使わず、甘味料にぱらちのーすを採用。健康食品として認知度の高いグラノーラを組み合わせ、「低カロリーながらも甘味をしっかりと感じられる商品」に仕上げたという。

同大の高大連携の取り組みにおける一環として、米沢商業高校の生徒には試作品の評価を依頼。パッケージや価格に関する意見をもらい商品企画に反映した。同事業は最初の資金調達時からクラウドファンディングを用いたほか、商品開発と管理や営業なども全て学生が行っている。同商品は、プロジェクトに参加している学生がアルバイト先のスーパーなどを最初の顧客とし、地元の量販店などに販路を求め営業を行っている。

商品開発と同時に学生によって3月中に「CSC(CUC Student's Company)株式会社」を設立。同プロジェクトの中心を担ってきた商経学部経営学科4年の有賀祐太さんが代表に就任する予

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