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船橋の住宅街に居酒屋 中華メインに、町の交流スペース目指して

店主の宮里大知さん

店主の宮里大知さん

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 新京成線前原駅から成田街道を抜けた前原東の住宅街に、「居酒屋 昌SHO」(船橋市前原東4、TEL 047-471-5188)がオープンして3カ月を迎える。

店舗外観

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店主は沖縄県本島出身の宮里大知さん(32)。沖縄から上京し調理師の仕事や介護の仕事などに携わり、成田市、八千代市、習志野市などを転々としてきた。昨年11月に閉店した沖縄料理店「きらく」(前原西8)に通う常連客だったという宮里さん。その後、「きらく」のオーナーが、不動産会社から新しい店を出さないかと持ち掛けられた際、「自分にやらせてほしい」と立候補したという。

 同店のコンセプトは「町の交流場所」。「僕の故郷の沖縄では、自然と地元の人が集まる居酒屋がある。そこで礼儀も学んだし、いろいろな人と仲良くなった。そんな場所を作りたくて」と宮里さん。店舗横のスペースには、近隣の情報や飲食店などのチラシを掲示し、地元をPR。店頭の黒板では、「朝5時から3人でキャッチボールしてます。次回一緒にどうぞ」「あ~寒いし雨だし黒板の字も消えていく。たくさん書きたいと思っても消えていく……店内で話しませんか?」(以上、原文ママ)など、ゆるい呼び掛けで通行者や来店客を和ませているという。
 店舗面積は約10坪。カウンター4席、2人掛けテーブル1卓を合わせて16席。来店者同士がコミュニケーションを取りやすいように席の配置にも工夫している。店内ではカラオケも楽しめる。

 宮里さんがホテルや個人店で中華料理を手掛けていた経験から、メニューは中華料理がベース。さんしょうをたっぷり使ったマーボー豆腐(500円)やギョーザ(400円)などを用意。化学調味料は使わず、油も控えめにしている。「お酒を飲んだ後でもつまめるよう、お通しは多めに出している。あと裏メニューもかなりある」と話す。アルコールはアサヒ熟撰の生ビール(600円)ほか、黒霧島や吉四六などの焼酎、残波や菊之露などの泡盛もそろえている。

 今後は、近隣農家から野菜を仕入れ、野菜メニューを増やしていく予定。

 営業時間は18時~翌2時。貸し切り対応可。ランチは10人以上、2,000円コースのみ受け付ける。

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