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船橋で東日本大震災復興支援チャリティーマッチ 現役プロ野球選手が集結

試合の様子

試合の様子

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 船橋市総合運動公園(船橋市夏見台6)内の市民野球場で10月29日、東日本大震災の復興支援チャリティーマッチが行われ、国内外で活躍する約20人の現役プロ野球選手が参加した。

小中学生をグラウンドに招き入れ野球教室も

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 主催は一般社団法人「All Nations Baseball」。同団体は、国籍や人種にとらわれずに海外や日本のリーグでプレー経験のあるメンバーとともに新しいイベントを行う趣旨で設立された。

 同企画は、メンバーの田久保賢植さんが発起人となって東日本大震災の復興支援と5年前に立ち上げた。被災地支援として会場入り口で寄付金を募り、チケットの代わりに野球道具の寄付で試合観戦が無料になる仕組みを取り入れている。

 当日は、同団体とスポーツクラブ「ゴールドジム」運営企業のクラブチーム「GOLD’S GYM BASEBALL CLUB」が対戦。スタンドには飲食店や土産物店計7店が並んだ。

 千葉県を模したマスコットキャラクターのチーバくんや世界中を旅しながらフェイスブックなどを通じて世界の野球を紹介しているパンダが登場するなどの余興も挟んだ。

 試合はGOLD'S GYM BASEBALL CLUBのリードで進み、9回裏には8対3と5点差でAll Nationsが追う展開に。その後、点差を縮めたが8対6で試合が終了。

試合終了後は、野球部やチーム所属の小中学生をグラウンドに招き入れ野球教室を実施。多くの子どもたちが世界やプロの厳しさを体験した。

 「海外では野球の試合観戦は大切な地域の娯楽。日本でももっと気軽に野球観戦を楽しんでもらえたら」と田久保さん。

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