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ふなばしアンデルセン公園で交流会 「デンマークのKIMONOを作ろう」キーワードに

交流会の様子

交流会の様子

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 デンマークと船橋をつなぐ活動んき取り組む着物愛好家の団体「イマジンキモノ千葉」が11月3日、ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町)で「船橋市民2000人でデンマークのKIMONOを作ろう」をテーマに、デンマークと船橋市民有志で交流会を開いた。着物の着付け教室などを行っている「きらく庵」(大穴南5)が事務局を務める。

園内の様子

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 交流会は、同団体の掲げる「2020年東京オリンピックに向けてデンマークの国をイメージした着物を市民2000人の寄付で作ろう」という「デンマークKIMONOプロジェクト」の達成に向け、「その前にデンマークの国を知ることから始めよう」という考えに基づき企画。

 同プロジェクトは、オリンピックに向け、デンマークとの交流会やそれに付随するイベントなどを通じて船橋市と姉妹都市提携をしているデンマーク・オーデンセ市を知り、デンマークの文化や国民性を理解し、それらを生かしたデザインの着物を市民2000人から1,000円ずつ集めて作る取り組み。

 同日、デンマークから来日し、日本で入籍している村岡マリアさん(28)が友人のラスムセン・アスタさん(25)とともに来園。同園はデンマークに縁のあるものが多いことから、交流会は「デンマークを探そう」と題したフィールドワーク形式で行われた。

 参加者は約20人。日本在住の二人が日本語でのコミュニケーションに長(た)けていたため、参加者らはすぐに打ち解け、デンマークについての豆知識や、園内にあるオブジェなどが本国でどのような扱いのものなのかなど事細かに質問し情報を集めた。

 同プロジェクトはSNSなどを通じて情報発信を行い、イベントなどを重ねて賛同者を増やしていき、来年中に着物を作る見込みだという。

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