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アンデルセン公園近くに温浴施設「メグスパ」 北部清掃工場の余熱を利用

メグスパ外観

メグスパ外観

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 船橋市北部の大神保町のアンデルセン公園で工事が進む温浴施設「メグスパ」(大神保町)のオープンが4月1日に迫った。

北部清掃工場「(通称)メグプラ」(関連画像)

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 メグスパは、今回建て替わる北部清掃工場「(通称)メグプラ」に併設される温浴施設。メグプラは、今回の建て直しを経て高効率発電を行う施設として旧清掃工場の約6倍にあたる年間5700万キロアットアワーの電力を生み出す施設になる。この電力で「メグプラ」「メグスパ」の全エネルギーを賄い、さらに余った電気(4500万キロワットアワー)を東京電力などに売電することで約5億円の収益を目指す。

 旧北部清掃工場は1983(昭和58)年に稼働を開始。施設の老朽化を理由に今回の建て直しが計画され、工期は2013年3月27日~2019年9月30日。141億7,000万円で荏原環境プラントが受注した。

 新工場「メグプラ」では9時~12時、13時~15時の時間に不燃ごみを除く家庭系・事業系の可燃ごみ、粗大ごみを受け入れる。不燃ごみは同工場では受け入れを行わず、船橋市南部にある西浦資源リサイクル施設で全て処理する。

 焼却処理能力は1日381トン。粗大ごみでは、1日15トンを処理することができる。延べ床面積は旧工場と比較して約28%減の1万5620.79平方メートル。最大発電能力は8800キロワットで、年間5700万キロワットアワーが見込まれている。

 メグスパは、露天風呂が併設された大浴場、全長15メートルの歩行浴プールが3レーン(水深は110センチ)、ジェットマッサージエリアから成る温浴施設。トレーニングルーム、娯楽室、休憩室なども配置し、総面積は2115平方メートル。ヨガやフラダンスなどの運動プラグラムを地域に開放し船橋産品ブランドや地元の農産物も販売する「産地コーナー」、定食屋ビールなどを提供する「軽食コーナー」も併設する。

 メグスパの営業時間は9時~21時。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日が休館)。利用料は、一般=500円、小中学生=250円、65歳以上=400円。軽運動室は事前予約があれば2時間600円で貸し出す。

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