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船橋・古和釜幼稚園生が佐由園で梨狩り 一般の梨狩りも受け入れへ

梨狩りを楽しむ園児たち

梨狩りを楽しむ園児たち

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 船橋市内の佐由(さよし)園(船橋市二和東1)で9月11日、古和釜幼稚園(松が丘4)の子どもたちが梨狩りを楽しんだ。

園児たちに説明をする佐久間さん(関連画像)

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 同幼稚園は10年ほど前から毎年梨狩りをしていたが、今まで利用していた梨園が利用できなくなり、昨年は鎌ケ谷市内で梨狩りをしたという。

 「船橋といえば梨の産地、食育のためにも続けたいと思っていた」と、同園の葛馬玲子園長。通園バスルートで佐由園の前を走っているときに、他の幼稚園バスが駐車場に止まっているのを見つけ、すぐに問い合わせをして梨狩りができることになったと話す。

 佐由園は代表・佐久間栄一さんの父親の代から、しんめい幼稚園(飯山満町1)の梨狩りを40年以上前から受け入れている。「昔は公に梨狩りのできる梨園としていたが、梨を傷付けられたり、枝ごと折られたり、小さい梨を取られたりと問題が多くいったん取りやめた。今は町内会の人など、要望があれば一般の方も梨狩りを楽しんでもらっている」と佐久間さん。

 入園料は不要で、キロ当たりで販売。同梨園以外にも近所の2園で幼稚園生や一般の梨狩りを受け入れているという。

 11日は年中組の117人が参加。佐久間さんから「梨は引っ張るのではなく、上に持ち上げたら簡単に取れる」という説明があると、子どもたちはまねをしながら熱心に話を聞いていた。子どもたちは三脚を使ったり、抱っこされたりして梨狩りを楽しんだ。

 佐久間さんは「これからは豊水、かおり、あきづきの季節。家族連れの方も気軽にどうぞ」と呼び掛ける。

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