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船橋の洋菓子店「noa」がリニューアル カフェスペース設けドリンク提供も

パティシエの須永良樹さん

パティシエの須永良樹さん

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 三山地区・二宮神社前にある洋菓子店「noa (ノア)」(船橋市三山7、TEL 047-478-1313)が11月28日、リニューアルオープンした。

店内の様子(関連画像)

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 1983(昭和58)年から続く同店は、以前からテラス席でケーキを食べることはできたがドリンクの提供はしてなかった。利用客から「ケーキと一緒にドリンクも飲みたい」という要望が多かったため、紅茶やコーヒー、ジュースなどドリンク5種類の提供を始め、店内にもカフェスペースとしてテーブル2卓を用意した。

 店主でパティシエの須永良樹さん(37)は高校卒業後、都内の洋菓子店2店舗のほか、「パティスリー ボン・クラージュ」(市川市妙典5)、「石窯パン工房ル・マタン」(薬円台5)などで約12年間パティシエやパン職人としての経験を積んできた。2013年、父の良さん(67)から店を継ぎ、その際に店舗の外装、内装、メニューを一新した。

 提供する洋菓子は、ケーキなどの生菓子が17種類、焼き菓子が30種類ほど。季節限定メニューなど新作も常に開発中だという。良樹さんは「変化をしないとお客さまに飽きられてしまうし、成長が止まってしまうと思った。父のレシピをなぞるのではなく、自分のオリジナルのレシピで勝負したい。ただ、父の味が好きな昔からのお客さまもいるので、焼き菓子、生菓子ともに3品ほどは父の味を再現したものも用意している」と話す。「種類を多くし、ロットを少なくしている。手間はかかるが、たくさんの種類から選ぶワクワク感を味わってほしい」とも。

 「今後は、店舗を広げてワークショップや音楽会など、さまざまなイベントを開き、人と人とがつながる自由なスペースを併設したい。若い世代が働きたいと思えるような環境をつくって、雇用面でも地元に貢献できたら」と展望を話す。

 営業時間は9時~20時。水曜定休。

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