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新京成電鉄が夏休み企画 「新京成ドリームトレイン」作品募集と「乗りトクきっぷ」

新京成電鉄の駅構内に貼り出されている告知ポスター

新京成電鉄の駅構内に貼り出されている告知ポスター

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 新京成電鉄(鎌ケ谷市くぬぎ山)で現在、夏休み中の子ども向け企画を展開している。

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 小学生以下の子どもが描いた「自分の夢・将来の夢」で電車を装飾する「新京成ドリームトレイン」の作品は9月20日まで募集している。

 夏休み期間に合わせて販売する「乗りトク!2021 夏休みきっぷ」は7月16日から8月29日まで、3日間限定で同電鉄の全路線が乗り放題となる。

 「新京成ドリームトレイン」は昨年から始まった企画。同電鉄では今年も、車両内に子どもたちの夢の絵を掲出し、11月上旬から2022年1月下旬ごろまで運行する予定という。絵の応募用紙は、駅構内で配布するほか、同電鉄のウェブサイト「ぷらっと新京成」から印刷した用紙でも応募可能。夏休み前には市内小学校などで同企画の作品応募用紙を配布した。

 応募方法は、応募用紙に絵を描いて必要事項を記入し、郵送または同電鉄の松戸駅、八柱駅、新鎌ヶ谷駅、北習志野駅、新津田沼駅構内に設置している回収箱に投函する。同電鉄広報担当者は「子どもたちの夢を載せた電車を運行することで、夢を応援し地域社会の活性化を目指すとともに、新たな新京成ファンが増えることに期待している」と話す。

 昨年の初開催では、集まった多くの作品の中から選んだ605点を車内の中づりや窓上に掲出した。担当者は「今年も新型コロナウイルスが蔓延する中、地域社会に元気を届けたいと思い、2年連続の実施が決定した。子どもたちが思い描く自分の夢を電車の中づりや車体に掲出することで、世界に一つの電車『新京成ドリームトレイン』が完成する」と話す。「作品募集は約2カ月間を予定している。本来電車の中づりや窓上のスペースは企業の広告などが掲出されているが、そこに自分の描いた絵が掲出され電車が運行するまたとない機会」とも。

 同電鉄では7月16日からで「乗りトク!2021 夏休みきっぷ」を販売している。「夏の行楽シーズンに、新京成を使って沿線の魅力を再発見してもらいたい」と同担当者。

 例年同きっぷの小児運賃が500円のところ、今年は200円に値下げした。同担当者は「全線乗り降り自由という特長を生かし、たくさんの親子連れのお客さまに足を運んでいただけたら。この機会に普段は行くことが少ない駅にも足を運んでもらえたわ」と話す。

 同きっぷの販売期間は8月29日まで。価格は、大人=1000円、子ども=200円。京成津田沼駅を除く新京成各駅で販売する。営業時間は7時~22時。販売枚数は、大人=2,500枚、小人=500枚。

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