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10周年の船橋「ふなっこ畑」で「ふなばし朝市」 3年ぶりに開催

会場の様子

会場の様子

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 農産物直売所「ふなっこ畑」(船橋市行田3)の10周年を記念して、10月9日、「ふなばし朝市」が3年ぶりに同所で開催された。

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 ふなっこ畑はJAグループが運営する農産物直売所で、今年で10周年を迎えた。オープンから数年後に始まった同所での「ふなばし朝市」は、毎年船橋大神宮で行われている「ふなばし朝市」の一環。例年、「ふなっこ畑」では年1回開いていたが、一昨年は台風の影響で、昨年はコロナ禍で開催が見送られた。そのため、今回3年ぶりの開催になった。

 会場内に飲食・休憩スペースは設けず、提供する飲食はテークアウト。「お米のまきの」「キムラ食品」「佃の匠やまと」「奈良養鶏園」「コンパーレ・コマーレ」「酒楽屋あま野」「かねはち水産」「アーノルド・フジ・タカムラ」「+naturi」「Little ZUCI」「ふなっこ畑」「ル・カフェ・ドゥ・ポム」「963」「珈琲 秋田屋」「ふなばし産品ブランド協議会」「ふなばし産品よいもん市場」が出店するほか、船橋出身の「お絵描きはなちゃん」ことはなおかりなさんが、アマビエをかたどったチャリティーキーホルダー(1個800円)を販売した。

 「アーノルド・フジ・タカムラ」店主の高村清太郎さんは「みんな楽しみにしていたんだなというのが分かる。対面で売れるのがやはりいい。3年ぶりなのに、この前のパンが欲しいと言ってくれるのがうれしかった」と喜びを表した。

 行田東小学校に子どもが通っているという親子連れは「学校で配られたチラシでイベントを知った。それまで毎年来ていたが、今回、奈良養鶏園の出店を知り、『船橋たまご』を目的に来た」と話し、市内在住60代のワタナベタカシさんは「ふなっこ畑のLINEで今日のことを知った。近くなので準備段階から見ていて、楽しみにしていた」と話していた。

 船橋観光協会事務局長の栗田文彦さんは「みんなこうしたイベントを待っていたんだなと感じた。これからも市民の台所として、皆さまに愛される『ふなっこ畑』であってほしい。これからも『ふなばし朝市』を開いていく」と意気込みを見せる。

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