船橋市地方卸売市場から歩いてすぐ、大神宮通りに位置する「大矢建工」(船橋市市場1)で11月30日、同所初となるイベント「おさんぽマーケット@ふなばし」が初開催された。
同社は、学校などの公共施設の工事や一般住宅のリフォームから新築工事までを行う創業113年の企業。4代目の社長・大矢洋平さんと専務の倫子さんは「私たちが育ったこの地域を盛り上げたいという気持ちがあり企画した。市川菅野で開催していた『おさんぽマーケット』を、この場所でも開催することになった」と話す。
同社の駐車場とショールームを使って開いたイベントは、米粉クレープやチキンカツバーガーなどのキッチンカーのほか、「奈良たまご」(馬込町)や「8484 Dining」(本町)の弁当、焼き菓子、パン、雑貨、アクセサリーなど13店舗が出店。家電や本、衣類などのバザーコーナーも設けた。
クリスマス用スワッグのワークショップには親子が参加したほか、駐車場に設置された飲食スペースで食事を楽しむ人の姿も見られた。
チラシを見て来場したという主婦は「この辺りでこうしたマルシェはないのでうれしい。家に帰ってからパンを食べるのが楽しみ」と話していた。
大矢さんは「散歩しながら気軽に立ち寄ってもらえるイベントにしていきたい。今後は3カ月か4カ月に1回は開催したい」と意欲を見せる。