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西船橋の地元飲食15店舗で「ニシュラン」ガイド 個人飲食店のネットワーク

個人店の絆で情報発信力UP目指し

個人店の絆で情報発信力UP目指し

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 西船橋駅前の個人経営の飲食15店舗が共同で年頭に、飲食店ガイド「NISHURUN(ニシュラン)」を発行した。個人飲食店のネットワークで西船橋の街を盛り上げていこうと意欲を見せている。

飲食店ガイド「NISHURUN(ニシュラン)」

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 同ネットワークの名称は「NISHURUN絆会」。川上仁志さん、海老原勝さん、植野浩史さんの3人が、互いに西船橋の駅前で飲食店を経営しているオーナーだと知らずに居酒屋で知り合い、仲良くなったのがきっかけ。

 「西船橋駅前の個人店オーナーで集まって何かしたい」と定期的に会合を開くようになり、それぞれが3人ずつ仲間を引き入れ、昨年1月に9店舗でスタートした。さらにそれぞれが3人ずつ仲間を引き込み、記念に15店舗で西船橋駅前の飲食店ガイドを作成した。印刷代や編集、デザイン費用は参加店舗間の会費からねん出した。

 「大手のチェーンでもなく、地元で展開するチェーンでもなく、小さな店だけど単独店舗同士で集まって、独自路線の何かをやってみようと考えている」と川上さん。

 同ガイドではそれぞれの店が持つ特徴を写真と共に紹介。電話番号や営業時間も明記する。ガイドの共通テーマ「美食を食らい今日も美酒を飲みほす」に沿った形で、各店が一押しのドリンクをアイコンで紹介。ジャンル分けも行い分かりやすく表示している。

 川上さんは「お互いに知り合ってみて分かったが、個人店はそれぞれに味があり、こだわりのある店のつくり方をしている。例えば良い酒を置いているとか、食事がうまいとか。その特徴を紹介する簡単なパンフレットを作り情報の共有をするところから始めた」と、パンフレット制作の経緯を話す。

 制作部数は2万部。A4サイズフルカラーで、3つ折りにし、関連店舗や知り合いの店に設置する。

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