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船橋でメディカルスポーツフェス リオ五輪金メダリスト金藤理絵選手

金藤理絵選手に質問タイム

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 メディカルスポーツプラザ(船橋市丸山4)で建国記念日の2月11日、22回目になる「メディカルスポーツプラザフェスティバル」が開催され、リオリンピック女子水泳平泳ぎ200メートルの金メダリスト金藤理絵さん(28)がゲストで登場した。

場内の様子

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 同施設はスイミングやインドアテニススクールを営む民間スポーツ施設。施設内や駐車場を開放した会場は親子連れや地域住民でにぎわい、丸山町会、丸山育成会による焼きそば、綿菓子などの模擬店には長い列ができ、餅つき、野菜や雑貨、コーヒーの販売も。テニスコートでは、ストリートテニスの体験を楽しむ子どもたちの姿が見られた。

 同施設の宮内正人さんは「当フェスは地域に貢献し、福祉施設などに収益金を寄付することを目的としている」と話し、収益金は昨年同様に丸山町会福祉部や社会福祉法人地蔵会「紙好き工房空と海」(神保町)に寄付した。

 特別ゲストに登場した金藤選手はトークショーの冒頭で、「金メダルは500ミリリットルのペットボトルと同じ位の重さで結構重たい。メダルには種目が刻印されているので世界で一つだけ」と金メダルを手にとって見せた。「オリンピック出場の前日は実は調子が悪かった」「脳科学の先生によると本番中に『いける』と思うとストッパーがかかり体が動かなくなるので、『このままいけば大丈夫』と自分を励ましながら泳いだ」「練習で思うように泳げなくて悔し涙を流したことがある」など、選手ならではのエピソードも披露した。

 金藤選手はトークショーの後に焼きそばの模擬店や餅つきを手伝い、合間にはサインや写真撮影にも気さくに応じていた。ビンゴ大会では景品プレゼンターを務め、プールではデモンストレーションを行うなどして会場を盛り上げた。

 金杉在住の関さん親子は「水泳の金メダリストが来てビックリ。一緒に写真を撮ってもらえて感激」と話していた。「初めて来た。店がいっぱいあって友達にも会えて楽しい」と話すのは地元・丸山3丁目在住の石田さん親子。

 会場では介護老人保健施設ロータスケアセンター(藤原5)の梶原優理事長による無料健康相談も。施設2階の体操場では手芸のワークショップ、手作り品の販売、子ども向けのメークやプチエステなども行われ、子どもたちや多くの女性でにぎわった。

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