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船橋に丸宴グループ初の焼き肉店「宴山」 ユッケ刺しも提供

店舗前の鈴木さん(右)と佐々木さん

店舗前の鈴木さん(右)と佐々木さん

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 船橋の市街地から芝山方面に向かう通り沿いに2月7日、焼き肉店「宴山(えんざん)」(船橋市飯山満町1、TEL 047-409-7525)がオープンした。

店内の様子(関連画像)

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 同店を開いたのは、津田沼駅前(前原西2)と船橋駅周辺で「元祖参佰宴」(本町4)、「すし酒場丸鮮」(前原西2)など4店舗を展開する丸宴グループ。同グループ初の焼き肉店ブランドとなる。

 店舗面積は約60坪で、席数は120席。メニューには内蔵系(シマチョウ、ハツ、レバ、上ミノ、ギャラ、シビレなど、1人前480円~880円)から牛・豚・地鶏など(1人前580円~750円)までをそろえる。根強いファンの多いユッケ刺し(1,580円)は加工場でパック詰めされたものを客席で開封する仕組みをとっている。

 そのほか、グループの「すし丸鮮」ルートから仕入れた船橋産のホンビノス貝(3個500円)、九十九里産はまぐり(2個1,000円)、房総産のあわび(1個2,000円)などの網焼き、沼津産のあじの刺し身などの鮮魚も提供する。

 同グループの代表鈴木了司さん(45)は、15歳の時にアルバイトとして八千代市内の焼き肉店に入社。この時、鈴木さんに包丁の手ほどきをしたのが、今回の開店に力を貸している佐々木さんだったという。

 佐々木さんは、焼き肉業態の有名店で調理だけでなく経営にも携わってきた実績を持つベテラン。「子どもの時から30年も付き合っている先輩と一緒に念願の焼き肉業態を開店できるのがうれしい。最初が焼き肉からだったので、いつか焼き肉店を開きたかった」と、鈴木さんは顔をほころばせる。

 すし業態のノウハウを踏まえ、刺し身などの海鮮メニューを提供することで他の焼き肉店との差別化を図るという。牛肉は「他のブランド和牛を食べ比べてみたが、最も味と値段のバランスが良いと感じた」ことから山形牛を中心に提供する。

 鈴木さんは「数年おきに大手のチェーンが入れ替わり開店しているイメージがある店舗なので、外観を塗り替え、内装も大きく手を掛けた。自分の夢に佐々木先輩をはじめ付き合ってくれる仲間たちがいるのが幸せ」と意気込む。

 営業時間は11時30分~翌1時。定休日は年末年始のみ。

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