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船橋に「おうちカフェ」 母娘切り盛り、奄美大島の焼酎も

店舗入り口

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 船橋に「おうちカフェ『cafeいもーれ』」(船橋市大穴町、TEL 047-401-8936)がオープンして、間もなく4カ月になる。

店内の様子(関連画像)

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 店主は三重県出身で、名古屋で長年暮らしていた。夫の転勤で船橋に転居。「名古屋に住んでいたころから、いつかはカフェを開きたいと思っていた」という。船橋で物件を探していたところ、現地のオーナーとの縁で土地を購入。自宅兼カフェを見据えた構造にして家を建てた。

 1人で切り盛りする予定で店を開いたが、予想に反して団体での予約が入るなど、1人では手に負えなくなり一時休業した。会社員だった娘が会社を退職し店を手伝うことに。2月から母娘の二人三脚で再開した。

 同店は靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて入店するスタイル。店舗面積は約15坪で、3~4人掛けテーブル4卓、カウンター3席を用意。2階は住居スペースになる。

 ランチメニューは、名古屋のご当地グルメ「あんかけスパランチ」、三重県から取り寄せる魚の「おさかなランチ」、「週替わりランチ」(以上1,080円~)。全てサラダ、みそ汁などのスープが付き、「あんかけスパランチ」のみ自家製パンも付く。「モーニングセット」(500円)も用意。

 店内には長年かけてコツコツ集めた100種類以上のカップ&ソーサーが並び、ホットドリンクを注文すると自分で好きな器を選ぶことができる。「カフェを開いてみたいと思ったのは、飲む器を変えるだけで飲み物の味が変わる体験をしたから。多くの人にそれを知ってほしい」と振り返る。

 店名の「いもーれ」は奄美大島の言葉で「いらっしゃい、ようこそ」の意味。夫が奄美大島の出身のため、奄美大島の黒砂糖焼酎を種類豊富にそろえるほか、義姉が手作りした奄美大島の小物なども販売。

 整体師が出張して施術を受けられるような個室スペースも構え、今後はこのスペースを有効に使った企画なども考えていきたいと意欲を見せる。

 営業時間は9時~15時、18時~23時。木曜と第1・第3日曜定休。臨時休業あり。

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