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船橋市場の青果部門が新会社に-「長印船橋青果」誕生

長野の長印ホールディングスによる経営で3年後に売り上げ120%アップ目指す

長野の長印ホールディングスによる経営で3年後に売り上げ120%アップ目指す

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 船橋市中央卸売市場(船橋市市場1)では12月1日から、これまでの荷受会社「船橋中央青果」に代わって「長印船橋青果」(塚田章夫社長)が青果卸売り業務を引き継ぐ。

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 「長印船橋青果」は、「長印ホールディングス」(長野市)の100%出資子会社として設立、塚田社長は「長印ホール ディングス」の取締役を兼務する。長印グループとしては初の中央卸売市場への参入となり、同時にグループ年商は620億円となる。

 営業の基本路線は、地場野菜の集荷を増やし、仲卸や買参人らと連携を強化し地域に密着した戦略を打ち出していくという点。同時に長野県の特産品などの取り扱いと合わせて船橋市場のブランド化を目指す。

 同社は市川市地方卸売市場での営業も2003年6月1日から引き受けており同市場との効果的な連携も図っていく。「同じ市場内の鮮魚部門との連携も考えている」と将来の展望を語る塚田さん。「船橋の62万という胃袋をどう満足させるかがポイント」とも。

 地域連携を深め、市民に親しまれる市場を目指すことで3年後の販売目標を120億円とし、船橋中央青果の2011年度販売実績である97億円からの123%アップを見込む。

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