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西武船橋店屋上で「親子お米イベント体験」-ふなっしーも一緒に田植え

ふなっしーがサプライズで登場し、子どもたちと一緒にふなっしー専用のバケツに田植えを行った

ふなっしーがサプライズで登場し、子どもたちと一緒にふなっしー専用のバケツに田植えを行った

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  西武船橋店(船橋市本町1)9階屋上庭園で6月14日、父の日に合わせ「親子お米(コメ)イベント体験」が行われた。

親子でバケツに稲を植える参加者(関連画像)

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 同イベントは、父親との思い出づくりに都会の真ん中でコメを作ろうという食育活動に絡めたもの。船橋近隣に住む幼稚園児や、小学生親子が田植えの体験を行った。

 田んぼや稲作を身近に感じられなくなっている都心でコメ作りに触れ、稲の成長と共に食をもっと身近に考え、作る大変さや収穫の喜び、感謝の気持ちなどを子どもたちに体験してもらうのが開催の狙い。午前と午後の2回開き、事前に申し込みを受け付けた親子74人が参加した。

 講師は船橋で「まきの米店」(本中山3)を営む牧野基明さん(42)。牧野さんは、千葉県で初めて五ツ星お米マイスターを取得している。

 同日、千葉県育成品種である「ふさこがね」の田植えまでを行った。子どもが父親へのメッセージを書いて持参したバケツに、それぞれ親子が共同作業で土と肥料、水を入れて混ぜ、田んぼの状態を作った後、稲を植え付けた。

 牧野さんが子どもたちにコメについての話をしている途中、ふなっしーが突然登場するというサプライズも。「楽しいなっしー」と、子どもたちと一緒にふなっしー専用のバケツに田植えを行った。

 小学3年生の児童は初めての体験に「楽しい」と喜びをあらわにし、付き添いの母親は「学校ではこうした機会がないので子どもにとって貴重な体験。良い食育になる」と話していた。

 秋には同所で、親子による稲刈り体験も予定。その際、餅つき大会やコメを使ったクッキー、団子などを食べ、食育につなげていくという。「船橋近辺ではもう身近に見られない田んぼを街の中心に持ってきて、自分たちで実際に育成させ、日本の文化まで知ってもらう。こうした体験を通して、いつも食べているご飯について、一粒の大切さや、無駄にしないという気持ちを大事にしてもらいたい」と牧野さん。

 収穫までの管理は牧野さんと西武百貨店が行うが、「稲の成長を自分の目で確かめにきてもらいたい」とも。成長の様子は、同店のホームページで公開予定。

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