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船橋駅前にデジタルサイネージ設置 5カ国語対応無料Wi-Fiも

船橋市長と「船えもん」がボタンを押し、デジタルサイネージを起動

船橋市長と「船えもん」がボタンを押し、デジタルサイネージを起動

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 JR船橋駅南口前の歩道橋で3月31日、デジタルサイネージの放映と無料Wi-Fiサービス開始のオープニングセレモニーが行われた。

デジタルサイネージを紹介する船橋市長と船えもん(右)

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 デジタルサイネージ(電子看板)とは、モニターやプロジェクター等に映像や情報を表示する広告媒体。セレモニーには、松戸徹市長、黒田忠司副市長ほか、船橋商工会議所会頭・伊藤賢二さん、船橋市商業活性化協議会会長・篠田好造さん、船橋市商店会連合会会長・伊東實さん、アイラブふなばし実行委員会会長・伊藤將美さんらが出席した。

 「この歩道橋は一日約6万人通行するため、市内だけでなく市外の方々にも船橋の魅力を発信できる。さらにイベントなどの宣伝や民間企業の広告にも使用可能だ」と松戸市長が説明。「このデジタルサイネージと無料Wi-Fiの設備により、世界も視野に入れて船橋を宣伝する」とも。

 点灯式では、船橋市長と「船えもん」がボタンを押し、デジタルサイネージを起動した。デジタルサイネージは同歩道橋に6基12面設置された。画面サイズは縦長の55インチ(縦123×横72センチメートル)。

 記念すべき最初の動画は、船橋市の歴史から特産物までを全て盛り込んだ船橋市初のアニメーションCM。他には観光PRドラマ「船橋市役所特案係」、千葉ジェッツ応援動画、市内の桜の名所の紹介(4月10日まで)など全16件が流れる。表示する時間帯は6時~24時。災害時には時間帯以外の表示や緊急速報など、臨機応変に対応する予定という。

 今回の設置にかかる費用は約8,000万円で、民間広告の表示で運営していく。広告表示は1回につき15秒の予定で、1日約100回。予想年間収入は船橋の企業を中心とした契約会社20社で400万円。維持費が年間280万円かかり、毎年市に約120万円の収入を見込む。

 無料Wi-Fiは、船橋駅周辺の利便性をより向上させ、外国人を含む観光客や市内外の来訪者に対し、船橋の魅力的な情報を発信するのが目的。日本語・英語・中国語・タイ語・韓国語の5カ国語に対応し、Wi-Fiを開くと5カ国語でガイドが表示される。メールアドレスを登録すれば30分使用でき、何回でも登録できる。

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