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市船OG、女子ラグビーW杯に向け市長を表敬訪問 意気込み明かす

松戸徹市長を中央に

松戸徹市長を中央に

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 市立船橋高校(船橋市市場4)ラグビー部出身の鈴木実紗紀選手(24)と及川由季選手(21)が2月6日、女子ラグビーワールドカップのアジア・オセアニア予選の結果を報告するため船橋市役所を訪れた。

市長と話をする2人

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 今年8月、「女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会」が開催される。ワールドカップに向けて昨年12月にアジア・オセアニア地区予選が行われ、両選手は日本代表メンバーとして出場し地区予選優勝に貢献した。ワールドカップの日本代表選手の選出は未発表だが、予選で活躍した両選手の代表入りが期待されている。女子ワールドカップに日本が出場するのは4大会ぶり4回目。

 地元横浜市で小学3年の時にタグラグビーを体験したことがきっかけでラグビーを始めたという鈴木選手。高校では本格的にラグビーをしたいと考え市立船橋高校に進学。「なかなか女子でラグビーができる高校はなかったが、市船は女子でも1人の選手として受け入れてくれたのでうれしかった」と鈴木選手。市船時代は男子ラグビー部と一緒に練習を重ねた。「男子と練習したことが、とてもいい経験になった」と振り返る。

「ワールドカップでは格上のチームとの戦いになるので、体が小さいという弱みをカバーできるよう、テクニックや体の使い方など日本人らしいプレーで頑張りたい」と意気込みを見せた。

 鈴木選手と同じく市立船橋高校ラグビー部に所属し、現在は日本体育大学3年の及川選手は、ラグビー経験者の父親の影響で小学5年でラグビーを始めた。「タックルが好き」と話す及川選手は「体が大きくないので、今後はさらに体力筋力をアップして、体を張ったプレーで頑張りたい。目標はベスト8」と力強く話した。

 松戸市長は「市船出身の選手が世界の場で活躍しているのは素晴らしいし、うれしい。強豪相手だと思うが、自分たちの力を出し切って頑張ってほしい」とエールを送った。

 女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会では、日本はプールCの組み分けで、アイルランド、フランス、オーストラリアと対戦する。

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