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船橋に飲み放題&食べ物持ち込み自由の「KURAND」 千葉初出店

店長の山本俊介さん

店長の山本俊介さん

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船橋駅南口の本町通りに面した新築ビルに、「KURAND SAKE MARKET 船橋」(船橋市本町4、TEL 047-405-2699)がオープンして間もなく2カ月がたつ。

店内の様子(関連画像)

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 同店を経営するのは、東京に本社を構えるリカイノベーション(東京都足立区)。同社はもともと酒屋が母体ということもあり、酒蔵とのつながりがあったという。酒蔵の中には規模が小さく人手の少ないところも多い。

 社長の荻原恭朗さんが、酒蔵のためにもおいしい日本酒を多くの人に楽しんでほしいとの思いから起業。飲み放題で持ち込み自由という新しい切り口で店舗を展開し、都内に4店舗、埼玉に1店舗を展開し、今回千葉県内に初出店した。

 店長の山本俊介さん(26)は都内のイタリアンレストランや酒蔵直営店の酒店で働いていく中で「人とコミュニケーションをとりながら、お酒に関わる仕事がしたい」と思い、同社に入社。「数年前から船橋に住んでいたが、たまたま勤務先が船橋店になったので、これも何かの縁かなと思った」と話す。

 店舗面積は70坪。店内はコンクリート打ちっぱなしのモダンな内装で、テーブル45席を用意。壁には山本さん手書きのお薦めメニューなどが貼られている。

 日本酒、果実酒、蒸留酒、焼酎、ビール、カクテルなど200種類以上を飲み放題(3,240円、8月27日までは昼=2,160円)で提供する。日本酒は約80種を用意し、千葉に酒蔵がある日本酒や同社が開発に携わったオリジナルの銘柄もあり、熱かんコーナーも用意。酒には全て山本さんによる説明が書かれている。

 食べ物は持ち込み自由。おつまみコーナーも用意し、「手ぶらで来店しても大丈夫」と山本さん。同ビル2階の「炭火・原始焼き 炎蔵」から刺し身や串焼きなどのデリバリーもできる。

 山本さんは「チーズやお肉に合う日本酒や江戸時代の作り方で作った日本酒など、酒蔵の作り手の思いを伝えつつ、いろいろな日本酒を紹介したい」と意気込みを話す。

 営業時間は17時~23時(土曜・日曜は12時~16時、17時~23時)。

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