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船橋駅南口の「SHANTY」、「馬肉×イタリアン」コンセプトにリニューアル

玉手箱スタイルの馬肉オードブル盛り合わせ

玉手箱スタイルの馬肉オードブル盛り合わせ

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 船橋駅南口近くの「ワールドダイニングバーSHANTY」が「馬肉×イタリアンSHANTY」(船橋市本町4、TEL 047-409-4761)にリニューアルして3カ月がたった。運営は柏市を中心に飲食店を展開する「QUATRO(クアトロ)」(東京都台東区)。

さまざまな種類が並ぶ熟成生パスタ(関連画像)

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 店長の野村陽助さん(32)によると、数年前から続く肉ブームの中で馬肉は低カロリーで高タンパク、高ミネラルと栄養価が高く、ヘルシーな食材として人気を集めているという。

 野村さんは「船橋ではあまりないような何かに特化した店にしたいという気持ちがあり、その中で馬肉をメインとした店舗にしようと決めた」と話す。納得のいく馬肉を探すために馬肉の産地の熊本まで足を運び、直接契約を結んだという。

 「馬肉はとてもヘルシーで栄養価も高くておいしいが、敬遠する人が多いのも事実。たくさんの人に馬肉のおいしさを知ってもらいたく、馬肉×イタリアンをコンセプトとしてより食べやすいメニューも考案した」とも。

 リニューアルに合わせ、「熟成生パスタ」を使ったパスタメニューも充実させた。シチリア島と似た気候といわれている淡路島で熟成生パスタを製造する工場と契約。もともとそうめんを作っていたという同工場のパスタは、淡路島産の小麦、卵を使い、手打ちで作るため、もちもちとした食感が味わえるという。

 店舗面積は40坪。席数は80席。店内にはグリーン系の装飾を増やした。入り口にはさまざまな種類のパスタが並ぶ。

 ランチメニューは馬肉の唐揚げを使った「ウマから丼」(500円)、「馬肉ユッケ丼」(880円)、「馬肉ステーキ丼」(1,280円)、熟成生パスタランチ(880円~)などを用意。

 ディナーの看板メニューは「馬肉のオードブル盛り合わせ(玉手箱スタイル)」(2人前、1,200円~)。馬ロースやコウネ(たてがみ)、フタエゴ(バラの希少部位)など5種類の盛り合わせで、野村さんのアイデアで「玉手箱スタイル」を採用。ふたを開けると中に仕掛けたドライアイスによって煙が出てくる仕組み。「馬肉を印象付けるためにもちょっと面白いスタイルを考えた」と野村さん。そのほか、自家製の「馬肉ジャーキー」(480円)やローストホース(S=1,080円~)など。

 パスタは馬肉の和風パスタ(1,180円)や船橋野菜のペペロンチーノ(1,080円)など12種類。ピザはマルゲリータなどの定番メニューのほか、馬肉ソーセージのピザ(980円)などを用意する。

野村さんは「馬肉は昔食べたと話す方や、地元でよく食べたと話す客もいる。船橋の人にも味わってほしい」と話す。

 営業時間は11時~16時(ランチタイム)、17時~24時(ディナータイム)。

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