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西武船橋店で思い出メッセージ展 変遷振り返るパネル写真展も

会場の様子

会場の様子

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 西武船橋店(船橋市本町1)地下1階で現在、「西武船橋店との思い出メッセージ展」が開催されている。

メッセージ記入コーナー

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 2月28日で50年間の営業に幕を閉じる同店。会場には、船橋の特産品である梨をデザインしたメッセージカードを設置。買い物の足を止めてメッセージを書いたり、ボードに貼られたカードを読んだりする来店客の姿や、子どものころの店との思い出や感謝の言葉をカードに書きつづり、閉店を惜しむ人の声が日に日に増えている。

 市内在住の44歳女性は「生まれた時からお世話になりました。お出かけと言えば新しい服を買ってもらい、大人になって初めて化粧品を買ったのも西武さん。初任給で両親や祖母へのプレゼントも購入しました。閉店が寂しいです(以上、原文ママ)」とメッセージをつづる。

 「50年のうち3年くらいを従業員として勤め、休みの日は買い物で来店客としてもお世話になりました。表でのやりがいや喜び、裏方で苦労してきたことなど、いつか報われると信じていましたが、こんなに皆さんから愛された店舗で働けたことは幸せでした」と元従業員のメッセージも並ぶ。

 同店スタッフの柿沼俊一郎さんは「50年間、地域と共に歩んできたことへの感謝を込めて展示を企画した。メッセージの一つひとつを読むと感慨深い。引き続き、皆さまの思い出が詰まったメッセージをいただければ」と話す。

 会場では1967(昭和42)年9月の開業から現在までの変遷を紹介するパネル写真展示も行っている。SNSでは「#西武船橋」を付けたメッセージ投稿を呼び掛けている。

 展示企画は2月28日まで。

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