暮らす・働く

船橋市で初の銭湯スタンプラリー 全軒巡ると「ケロリンおけ」

ケロリンおけ

ケロリンおけ

  • 386

  •  

 「ふなばし銭湯スタンプラリー実行委員会」(船橋市湊町2)と「船橋浴場組合」の共催で現在、船橋市内にある9軒の銭湯を巡る「ふなばし銭湯ゆめぐりスタンプラリー」が行われている。

告知ポスター(関連画像)

[広告]

 事務局の担当者によると、船橋市内に銭湯は一番多い時代で33軒あったが、現在営業しているのは9軒のみという。船橋浴場組合から、「銭湯の利用者が減っている。どうにかして利用者を増やせないものか」と相談があり、実行委員会を設置して同スタンプラリーを企画した。

 スタンプラリーは、1カ所の銭湯でスタンプを1個入手でき、スタンプを4個集めると、5カ所目の銭湯は入場無料になる。全9個のスタンプを集め、各銭湯または船橋市商工振興課に提出すると、12歳以上は黄色の「ケロリンおけ」とタオルが進呈される。12歳未満には「お楽しみ景品」を用意。「早くもコンプリートしている人もいる」という。

 スタンプラリー台紙は、市内の銭湯、市役所、公民館などに設置。当初3000枚を発行したが、残りが少なくなり、増刷して配布している。

 サイズはA3判を8つに折りたたみ、縦14.8センチ、横10.5センチになったポケットサイズ。両面にスタンプラリーのルールや楽しみ方、9カ所の銭湯それぞれの紹介が載っている。

 紹介欄には、「滝の湯」(本中山)は天然ラジウム鉱泉、「湊湯」(湊町)は塩分の多い湯、市内で唯一番台がある「宮の湯」(宮本)など、それぞれの特徴も記載しているほか、銭湯近くのグルメスポットも紹介する。

 期間中、各銭湯でイベントも開く。2月20日=「桔梗(ききょう)湯」で「足のお悩み相談会」、21日=「クアパレス」で「コーヒー教室」(要事前申し込み)、25日=「紅梅湯」で「スープ試食会」、3月2日=「宮の湯」で「フットケア講習会」(要事前申し込み)、7日=「滝の湯」De「足のお悩み相談会」。

 問い合わせは、ふなばし銭湯スタンプラリー実行委員事務局(TEL 047-436-2473、平日9時~17時)まで。参加費は各銭湯での入浴料のみで、市内一律12歳以上=430円、6~11歳=170円、6歳未満=70円。3月21日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース