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習志野に食品工場併設ダイニングカフェ 国産野菜使ったメニュー提供

店主の久保田さん

店主の久保田さん

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 京成大久保駅近くに4月7日、食品工場併設のダイニングカフェ「ベジデジキッチン&フローズンラボ」(習志野市大久保1、TEL 047-407-3414)がオープンした。

フローズンデリカップ(関連画像)

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 食品を調理、急速冷凍する工場に併設する同店。店舗面積は、ラボが約45坪、ダイニングスペースが25坪。ダイニングスペースでは国産野菜を使ったメニューの提供と、総菜とご飯をカップに詰め急速冷凍した「フローズンデリカップ」の販売を行っている。

 店主の久保田近子さんは「当店のような見た目は普通のダイニングカフェに見えるのに、中に入るとラボがある施設は、日本初ではないか」と話す。

 久保田さんは前職で総菜や製菓の企画を行っており、野菜ソムリエ、冷凍生活アドバイザーの資格を持つ。「少子高齢化や女性の社会進出による個食化の状況下でも、手軽に豊富な野菜を使った安心でおいしい物を提供していきたい」と久保田さん。野菜中心の総菜と麺やご飯などの主食を急速冷凍した「フローズンデリカップ」を開発し同店を立ち上げた。「フローズンデリカップ」はマイナス40℃以下で急速冷凍することで、微生物の活動、繁殖を防ぐため、保存料の使用を最低限に抑えることができるという。

 国産野菜を使ったメニューを用意し、ランチセットはカレー、エビチリ、牛丼などのメインメニューにスープ、ドリンクが付く(800円~)。ディナータイムは、自家製ケーキ、オーガニックコーヒー、ハーブティー、アルコールドリンクも用意する。農薬と化学肥料を節減し、特別栽培したという農産物の販売も行う。

 「イートイン、フローズンデリカップのメニューとも野菜を手軽に摂(と)れ、体にやさしいメニューを意識して作った。フローズンデリは冷凍庫で3カ月程保管できるので忙しい方にもお薦め」と久保田さん。

 「ダイニングスペースは今後、食育や野菜をテーマにしたワークショップなどを行う予定。街の人たちが集まる地域に密着した店にしていきたい。農業ツアーなどもできたら」とも。

 営業時間は11時~21時。

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