
「こどもの日」の5月5日、船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で「船橋アリーナこどもフェスタ」が開催され、3000人を超える来場者でにぎわった。
同イベントは「ふなばしスポーツ健康パートナーズ」が主催。「アースドクターふなばし」「アーチェリークラブ射楽」「習志野鉄道倶楽部」などと連携して開催し、普段は有料のプールや卓球などの施設を無料開放した。
エクササイズ室では1歳~未就園児が親子で参加できる「親子たいそう」や、年少~小4を対象とした「キッズビート体操」、小1~小6の「キッズダンス」、成人も参加できる「スタジオレッスン」などの講座も行った。
サブアリーナでは、同イベント初参加となる「船橋市ユニバーサルスポーツ協会」による車いすバスケットや卓球バレー、ウオーキングフットボールなどのユニバーサルスポーツ体験コーナーも設けた。
大会議室とロビーでは、近隣でレンタル棚と雑貨販売を行う「Tanaya」の協力で、ハンドメード作家による物販やワークショップコーナーも展開。約40店が出店し、アクセサリーやバッグなどのハンドメード作品を販売した。
ロビーでは、地元の野菜を販売する「武ちゃん農園」が野菜を販売したほか、「アースドクターふなばし」はさまざまな工作ワークショップを開き、多くの子どもが参加した。
メインアリーナ入り口では、地元で25年近く活動を続けている習志野鉄道倶楽部による「ミニSL搭乗体験」を実施。これまでは第2駐車場で開いていたが、「今年はロビーの外に会場を移してみた」と武永康博館長。乗車口では、今ではほとんど見ることがなくなった改札ばさみで切符を切ってもらった子どもたちがSLに何度も搭乗していた。
サブアリーナ棟では、卓球やバドミントンコートで家族や地域の人々が汗を流す姿も多く見られた。家族で卓球をしていた向後奈々美さん(10)は「思ったより卓球は難しい。でも、みんなで楽しく遊べる感じがいい」と笑顔を見せた。
武永館長は「今日は天気もよく多くの人が来場されてうれしい。今後も新しいことを取り入れていくチャレンジをしていきたい」と意欲を見せる。