リリース発行企業:NPO法人JASH日本性の健康協会
2025年ブックフェア 船橋市中央図書館 展示期間8月1日~8月31日
注目のブックフェア、2025年も開催!学生ボランティアがLGBTQやジェンダーについての本をセレクトし、さらなる広がりを!性のwell-beingは自分を守る力、相手を守る力。
千葉県船橋市の学生ボランティア体験マッチング会では中高大生のほとんどがLGBTQという言葉を知っていると回答してくれました。このように今、柔軟な思考をもつ学生たちと共に、性の話を安全安心にできる人、そしてともに話す機会を経験し、情報や知識を得ていくことは、JASHの考える「性について話せる人×場所(機会)×知識(情報)=性のwell-beingの基礎」であり、学生との協働で生まれる発信はダイバーシティ教育の推進にとっても大きな波になると感じています。ブックフェアは学生の思いや思考を社会に届け、概念のアップデートをする大きな機会であり、彼らにとってもまた性について考え表現する経験でもあります。この試みはパートナーシップ宣誓制度が制定され、LGBTQ啓発の市民講座を毎年開催するなどダイバーシティ推進に力を入れる船橋市ならではの取り組みであり、JASHの働きかけにより船橋市市民協働課、船橋市公立図書館の協力のもと3回目の開催となりました。今年も千葉県船橋市市民協働課主催の地域に飛び出せ!ふなばし夏のボランティア体験で集まった学生ボランティア10名とJASHのユースメンバーで、ブックフェアを手作りしました。
2025年東京プライドで作成したアート
これに先立ち、6月7日~8日に開催されたLGBTQの祭典である東京プライドではJASHのユースメンバーがブース出展をしており、絵具ワークショップで作成したアートをマッチング会でお披露目もしました。様々な人の想いが寄せられたアートとともに、今年は『カラフルの魔法』をブックフェアにかけます。また、今回は子どもゆめ基金の助成を受けて活動します。
モノクロ~世界を彩るカラフルの魔法~
2025年地域に飛び出せ!ふなばし夏のボランティア体験
2025年キックオフミーティングの様子
2025年キックオフミーティングの様子
2025年のブックフェアテーマ
7月20日のキックオフミーティングで、今年のブックオフのタイトルやテーマを考えました。LGBTQの基礎知識も学びつつ、皆でブックフェアを企画していく大事なプロセスです。中学2年生から高校3年生までのメンバーでテーマ決めを行いました。テーマに入れたい単語や文のアイデアがたくさん出てきたり、意表を突くような面白いワードが見られたりしました。何回かに分けて多数決を取り、全員で納得のいくテーマとして、「モノクロ~世界を彩るカラフルの魔法~」になりました。
色々な言葉を出していく中で、LGBTQ=レインボー、カラフルなイメージがある中で、『モノクロ』という言葉を出してくれたメンバーがいて、モノクロでは全てが同じ色で探し物は見つからないから、いろんな色が必要なんだという言葉にみんなが深く共感して『モノクロ』をテーマにすることに決めました。
~このブックフェアでの出会いが、あなたの心に優しくカラフルの魔法をかけるきっかけや始まりになってくれたらうれしい~
そんな思いで、学生ボランティアメンバーがこのブックフェアを開催します。
多くの市民に手に取ってもらえるよう手作りした大切なブックフェア。ブックフェアの図書コーナーは8月いっぱい船橋中央図書館で展示されます。
2025年ブックフェア展示作業
【ブックフェア概要】
認定NPO法人JASH日本性の健康協会について
2013年に設立した性の健康を推進するNPO法人、2023年に認定NPO法人となる。LGBTQだけで
なく、「性の健康」全般に取り組んでいるのが特徴で、講演活動のほか、現在は船橋市で定期的に
All Sexuality交流会を開催している。船橋市では7年前から交流会と講演を開催しており、市主催
の市民講座に7年連続で登壇している。「性の健康」という概念は、国内においてはまだ馴染みの薄いものであり、「性」というテーマについては偏見やネガティブなイメージも非常に強い。JASHは「性」について、一人ひとりが人生の「プレジャー(ここちよさ、悦び、楽しさ、快感)」としてとらえ、「性」のwell-beingが実現できる社会を目指すことを基本理念に掲げ、概念のアップデートと安心・プレジャーの確立をミッションに活動している。
取材の問合せ先認定NPO法人JASH日本性の健康協会 (担当:イノマタ)
メールアドレス: info@npojash.org
電話番号:090-6027-2003
ウェブ: https://www.npojash.org/