船橋市の非公認キャラクターとして活躍している「ふなっしー」が3月6日、ららぽーと東京ベイ(船橋市浜町2)に新設する「ふなっしーLAND」オープン記念プレス発表会とファン向けイベントを行った。運営は有限責任事業組合「ふなっしーLAND」。
この日は開店前の9時から記者会見を行い、11時と15時からファン向けイベントを行った。正式オープン日は3月13日で、プレオープンは同6日~12日。同モール内「東の広場」でイベントを行う。
新店の店舗面積は約12坪。店内のアイテムはほぼオリジナルで品ぞろえは100点以上。限定グッズのほか、オリジナル動画でふなっしーの活動や最新情報なども発信するという。
記者会見でふなっしーは「設計から関わっているお店なので感動するなっしー」とコメント。どんなお客さんに来店してほしいかとの問いには「前提としてふなっしーを好きな人に来てほしい。でも、ふなっしーを嫌いな人にも一回見にきてほしいなっしな」と話した。
新年度にやめたいことは何かとの問いには「危険な仕事はやめたいなっしー」。3日後に出発を控えた南極大陸での仕事を引き合いに出し、「でも、みんなが喜んでくれるなら南極の海にも沈んでくるなっしー」(以上、原文ママ)と、持ち前の明るさで場を盛り上げた。
この日のファンイベントには、前日の17時からファンが殺到。姫路からやってきたという女性ファンは「前日の18時に来た時には、既にたくさんの人が並んでいた」と話していた。
別の女性ファンは「最近ふなちゃんのイベントが少なくなって、ファンが全国から殺到している。南極渡航の直前なので、激励の意味を込めてみんな顔を見に来たのでは」とも。
平日の午前中に行われたイベントだったが、午前の部から会場を埋め尽くすほどのファンが各地から駆け付けた。背中に羽が生えた姿を披露し、「飛べなかったふなっしーをみんなが応援してくれたから、飛べるようになったなっしー」と感謝の気持ちを表した。
記念イベントには、カパル(埼玉県志木市)、カッパのコタロウ(墨田区・押業商店街)、ニャジロウ(秋田)、イーサキング(鹿児島県伊佐市)、大崎一番太郎(品川区大崎駅西口商店会)といったご当地キャラが飛び入りで駆け付け、船橋の魅力を発信する「ふなふな船橋クイズ大会」に参加、集まったファンに船橋の魅力を伝えた。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜・日曜・祝日は21時まで)。