船橋・本町通りのパン店「リトルブレッツトゥーゴー」（船橋市本町1）は8月、船橋産ブルーベリーやブラックベリーなどの旬の素材を使ったデニッシュの販売を始めた。

　添加物や保存料を使用せず地元産食材を活用したパンを製造販売している同店は子連れの主婦やOLからの支持を集め、9坪という小さな店ながら多品種のパンを店頭に並べる。同店で焼き上げるバゲットは、市内の有力レストランなどからも毎日注文が入る。

　「ここで生まれて育った。都市計画で生家はなくなったが小さいながらもパン屋として残す事ができたので、地元の食材を生かしたパンを多くの人に食べてもらいたい」と店主の古宮さん。

　同店では、数年前から地元食材の小松菜や枝豆、ブルーベリーやブラックベリーなどの船橋産の食材を旬に合わせて使用。その他、千葉県内産のもので気に入った食材があると新商品を開発するため、店内には常に新作のパン数種類が並んでいる。