船橋の宮本小学校(船橋市宮本7)で7月13日、ジャパンラグビートップリーグ所属の「クボタスピアーズ」によるタグラグビー体験授業が行われた。主催は船橋市生涯スポーツ課とクボタスピアーズ。
同授業は、両団体が連携して行っている地域貢献活動の一環。市内のクボタ京葉工場内にホームグラウンドを持つ同チームに同課から同校が紹介され、行われたという。
3・4時限目に行われ5年生全児童185人が参加。同チームからは監督、選手、コーチなど16人が参加した。
授業では、腰に2本のタグを付け、それを取ることがタックルの代わりになる「タグラグビー」を採用。タックルによる危険がないので、年齢や性別に関わらず気軽にプレーを楽しめるという。1対1でのタグの取り合いゲームや、タグをディフェンスに取られないように駆け抜ける「通り抜けゲーム」、パスをしながらボールを前へ送り、トライのような形に持ち込む練習を行った。
当日は暑さのため普段の半分の45分間の授業になった。「もっとやってもらいたいこともあったけれど、みんな元気がよくて、教える側としても楽しかった」と同チームコーチの佐川聡さん。
その後、各教室で生徒と選手、コーチらが一緒に給食をとった。最初は照れていた生徒もだんだんと選手たちになじんで、興味津々で話し掛ける姿も多く見られた。