船橋のベイエリアが持つ魅力をPRするとともに、東日本大震災の復興支援を目的とした「ふなばしハワイアンフェスティバル」が9月17日、船橋港親水公園(船橋市浜町2)ほか2会場に設置した6ステージで開催される。
主催は、市民などを中心に完全ボランティアのメンバーで構成される「ふなばしハワイアンフェスティバル実行委員会」。メンバーは、市内の自営業者や看護師、会社員などさまざま。仕事の合間や仕事が終わってからの時間、休日などを使って半年以上前から準備を重ねてきた。
メイン会場となるのは船橋港親水公園。ほかにも「ららぽーとTOKYO-BAY」(浜町2、TEL 047-433-9800)、「ビビット南船橋(浜町2、TEL 047-495-1515)」などベイエリアの大型商業施設がイベントスペースを提供。毎年1万2000人~1万6000人(公式発表)の来場者が、この日のために1000人を超えるフラダンサーの磨き抜かれた踊りを楽しむ。
メイン会場では、「ハワイアンマーケット」と称したハワイ雑貨や衣料の販売、ハワイにちなんだB級グルメ、地元船橋や千葉をPRするグルメのキッチンカーや屋台が40店近く出店する。陸上自衛隊の習志野駐屯地から第1空挺(くうてい)団も参加。装備品の展示や被災地の復興支援活動を紹介するパネル展示、装甲車の展示や乗車体験などを行う。
子ども連れの来場者が楽しめるように「キッズゾーン」も用意。無料のワークショップやフラ体験、ハワイ州の非公認キャラクターとして知られる「ホヌッピー」との写真撮影やワークショップなどが行われる。
レギュラーゲストには、福島県を代表するハラウ(フラダンス教室)「ハーラウ・ラウラーナニ」のトップダンサーとケイキ(子ども)クラス、主宰するリノラニあゆみさんが登場する。今年のスペシャルゲストとして、ハワイからウクレレアーティストのクリス・フチガミさんやカレッジフラの優勝者前田晏奈さん、大学生カネダンサー(男性フラ)も登場。
各ステージには国内で活躍するハワイアンMCを配置。ウクレレの国内トッププレーヤーが技を競い合う「ウクレレステージ」もららぽーと内に用意するなどハワイ尽くしのステージ内容だ。
ららぽーと会場のフィナーレ近くにはソウル往復航空券が当たる抽選会も実施。メイン会場で14時から行われる同フェスの名物企画「みんなでフラ」は、1000人のダンサー、会場全体を埋め尽くす来場者が一体となってフラを踊る姿が印象的だ。夕方からの時間のメインステージでは、夕日を背景にハワイアンミュージシャンによる演奏やダンスが披露される。
開催時間は10時~19時。雨天決行(ららぽーと、ビビット南船橋のみ、メイン会場のハワイアンマーケットは雨天時も開催)。
同実行委員会ではイベント当日に会場の設営や運営にあたるボランティアスタッフも募集している。応募は公式サイトから。