船橋市内各所で現在、「音楽でまちを元気に!」をテーマとした音楽イベント「ふなばし音楽フェスティバル」が開催されている。
同イベントは毎年秋から冬にかけて行われており今年で21回目。今回は2月を中心に市内20か所で開催する。各地域の公民館では「地域ふれあいコンサート」が開かれる。夏見公民館(船橋市夏見2)では2月4日9時~21時、「夏見地区地域ふれあいコンサート」が開催。市内の小中高生と船橋市出身の若手アーティストが演奏を披露する。入場無料。
坪井公民館(坪井町)では2月26日、「つぼい・水と緑にコンサート『王様のロック講座』with東京ネイルキャッツ」が行われ、1990年代に英語を直訳して歌う直訳ロックで一世を風靡(ふうび)した「王様」も出演。13時30分開演。入場料500円。
「ふれあいコンサートは各地域の皆さんが実行委員を作り企画している。地域に根付いたコンサートという点にも注目いただければ」と船橋市教育委員会文化課の長嶋さん。
各会場や船橋市民文化ホール(本町2)やきららホール(本町1)では、ジャズ、三味線、昭和歌謡やポップス、クラッシックやロックなどさまざまなジャンルのコンサートが開かれる。
2月12日には船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で、市内最大級の音楽イベント「音楽のまち・ふなばし千人の音楽祭」が行われ、市民オーケストラ、吹奏楽団、合唱団など約2000人が出演。今回のテーマは「子どもたちの未来」。ゲストには詩人の谷川俊太郎さんと、長男でピアニスト作曲家の谷川賢作さんを迎え、「うたのみなと~詩と歌をたずさえて・漕ぎだそう音の海へ~」を披露するほか、俊太郎さんが作詞した「鉄腕アトム」の主題歌を会場全体で合唱する企画も。観覧者の募集は終了しているが、J-COM船橋習志野で13時30分~17時、生中継を予定。
3月18日まで。