新京成電鉄は2月24日から、主力車両の8800形の内装を同社のテーマカラージェントルピンクを基調としたものに変更し運行している。
2014年8月から運行車両の外装をジェントルピンクのカラーを基調としたデザインに順次リニューアルしている同電鉄。「今回は、外装のジェントルピンクに合わせ内装も同じカラーに合わせたデザインにした。外装内装を合わせたデザインの統一感や調和で、イメージアップ効果を図っていく」と同社広報の森さん。
内装は、側面、妻面の壁、天井の各化粧板の交換、床材とシート生地の張り替え、カーテンの交換を実施。つり革もオレンジ色に、優先席の背もたれ部分は青色に、それぞれ変えた。
リニューアルに伴い、ドア付近の乗降客と座席を仕切る「袖仕切り」を新設。「優先席のつかみ棒上部の手でつかむ部分はオレンジ色に凹凸を施し、色覚障害者にも分かりやすく設置している」と森さん。
優先席のほか、照明機器のLED化、車内案内表示器の液晶ディスプレー化も実施し、内装のリニューアルを施した車両は現在運行中だが、京成千葉線への乗り入れは非対応になっている。今後、毎年1編成ずつ更新していく予定。