「千葉から全国でも通用するアイドルユニットを発掘しよう」と県内の音楽関係者らが立ち上げた「千葉発ガールズユニット発掘プロジェクト」の第1弾「ななパラ」のライブが3月25日、西武百貨店船橋店(船橋市本町1)で行われた。
「ななパラ」は、現在「うーまろ」「みきてぃ」「せっちー」「さおりん」の10代女性4人のグループ。主な活動は、「ライブハウスZX CHIBA」(千葉市中央区)で毎週土曜13時から行っているワンマンライブ。
同プロジェクトは昨年9月、ライブハウス経営のイーストハウス、映像制作のバトロコ、ダンススクールのアルデュール(以上、千葉市中央区)の3社の代表が「千葉県からアイドル の発掘ができるプロダクションを設立しよう」と立ち上がった。
9月のオーディションで選出したメンバーを3社の代表が得意分野で受け持ち、ダンスやマイクパフォーマンスなどのトレーニングも行っている。
「やりたいのはご当地アイドルではなく、全国で通用する本物のアイドル。本当にやる気のある女の子だけを選んで育てている」とイーストハウス社長の渡邊義幸さん。「千葉県から東京のプロダクションに行って、負け組みになって帰ってくる女の子たちも多い。千葉にしっかりとしたプロダクションがある事で、地元の女の子たちに夢と目標を与えたい」とも。
この日、西武百貨店のステージに出演したのは「ななパラ」のリーダーを務めている「うーまろ」さん(花見川区出身)と「みきてぃ」 さん(君津市出身)の2人。「千葉でデビューして千葉のファンと一緒に武道館でライブをしたい。その後、幕張メッセで凱旋(がいせん)ライブをするのが夢」と笑顔で語る。
今後、「船橋でもライブハウスと協力してユニットを立ち上げていくつもり」(渡邊さん)だという。