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習志野台に和食・フレンチ総菜店「おひげ屋」-地元出身シェフが独立

フレンチやイタリアンレストランで修行したシェフによる、一手間加えたアレンジ総菜が人気

フレンチやイタリアンレストランで修行したシェフによる、一手間加えたアレンジ総菜が人気

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 習志野台一小学校近くに6月にオープンした、和食・フレンチ総菜店「おひげ屋(船橋市習志野台2、TEL 047-497-8379)が、夕飯の一品に便利と話題を呼んでいる。

地元食材にこだわった一品料理が食卓にもう一品という時に便利と話題(関連画像)

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 店名の由来は、店主の大村桂一郎さん(36)がひげを生やしているため。大村さんは北習志野出身の船橋っ子。小さいころから料理人の親戚を見て育ち、次第に料理の世界に憧れていった。高校卒業後は、市川にある料理の専門学校に入学。その後フレンチとイタリアンの店で20年間修業し、「自分が育った土地でお店を開きたい」との思いから、北習志野駅周辺に絞って場所を探し独立開業した。「地元を応援するために、できるだけ地元の食材を使っている」と話す。

  「スイーツの通信販売も行っているので、初めはスイーツのお店も考えたが、北習志野のお客さんが求めるものを考えたところ、和とフレンチのお総菜屋さんになった」と、妻の由希子さん(34)。「総菜はフレンチやイタリアンレストランで修業した経歴を生かして、全ての総菜にひと手間加えアレンジしている」

 総菜は常に20~25種類を用意。「サバの味噌煮」(1切250円)、「地鶏のからあげ」(4個250円)などの固定メニュー10種類に加え、日替わりなどで毎日少しずつ変えている。「メニューの変更は、常連さんへの配慮」と由希子さん。中でも、桂一郎さんが「食べたい時だけ作る」というカレーは、2週間に1度程度しか店頭に並ばず、「すぐに売り切れてしまう」という。「辛口カレーが好きなので、こだわりのスパイスで自分好みの味にしている。カレーだけは趣味で作っている」という。

 おすすめは「おひげメンチ」(180円)。「重そうな見た目とは裏腹に、キャベツがたくさん入ってさっぱりした味に仕上がっている。揚げ物が苦手な人でも食べられる」

 店は広さ6坪、現在はテークアウトのみで、イートインスペースは無い。 「いずれは店内で仲間とゆっくりと料理をつまみつつ、お酒を飲めるようなお店にしていきたい」と由希子さん。「地元ののんびりした空気が好きなので、まったりできるお店にしていきたい」と、楽しそうに今後の展望を語る。

 予算や要望に合わせたオードブルの予約も、2週間以上前の注文であれば受け付ける。

営業時間は15時~20時。日曜・月曜・火曜定休。10月以降、ランチなど順次営業時間を拡大していく予定。

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