パ・リーグ「クライマックスシリーズ」第3戦のパブリック・ビューイングが10月19日、鎌ケ谷市のファイターズタウン(千葉県鎌ケ谷市中沢、TEL 047-446-5586)で行われた。
ファイターズは10月17日・18日の2連勝で日本シリーズ進出に王手を掛けての一戦。球場正面駐車場に180インチの超大型LEDビジョンが設置され、札幌のファイターズ戦士に声援を送るため大勢のファンが駆け付けた。
「田中幸雄選手がいたころからファイターズファン」と話す高山さんは、松戸から足を運んだ。「ファイターズと言えば『守りの 野球』。最近は中継ぎがピリッとしない印象もあるが、今日は頑張ってほしい」と、レギュラーシーズン中にチームを支えた投手陣にエールを送った。
「本当は楽天ファンだが、今日は友達に連れて来られた」と言う東田さんは地元鎌ケ谷っ子。「2009年のパブリック・ ビューイングの時も来たが、ファイターズファンの方々は皆、他チームファンの僕にも優しかった。でも今日はホークスに頑張ってほしい。もう一戦見たいので」と笑顔で語った。
試合は初回、4番・中田翔選手のタイムリーなどで3点を先制。6回にも1点を追加でこの日は計4得点。対するホークスは打撃陣がファイターズ先発ウルフ投手の前に沈黙。7、8回に1点ずつ返すも反撃には至らず、4対2でゲームセット。ファイターズは3連勝で、3年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。