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船橋市場内「新生水産」がマグロと具材が1つになったチルド総菜品を開発

船橋市場内「新生水産」がマグロと具材が1つになったチルド総菜品を開発=(左から)工場長・中田優多さん、営業部長・石田正人さん、開発課課長・佐藤史教さん

船橋市場内「新生水産」がマグロと具材が1つになったチルド総菜品を開発=(左から)工場長・中田優多さん、営業部長・石田正人さん、開発課課長・佐藤史教さん

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 船橋市場内で水産物の販売・製造・輸入を行う「新生(しんせい)水産」(船橋市市場1)がマグロのたたき、メカブ、オクラなどが1つのパッケージに入った丼用チルド総菜品を開発し、7月末から販売している。

船橋市場内「新生水産」がマグロと具材が1つになったチルド総菜品を開発

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 同社は生食用マグロのネギトロなどへの加工を得意とする企業。船橋市場内に「高い衛生管理基準を満たした証し」である「JFS-B規格認証」を取得した生食用マグロ加工場を持っているが、今年3月、第2工場を船橋市場の水産仲卸棟内に新設した。

 第2工場は、水気のある1階は下処理場とし、2階は水を使わないドライ室に仕立て、1階・2階をエレベーターを結ぶことで「高い衛生管理体制を実現」したという。5月には、船橋市では本年度第1号となる「複合型そうざい製造業」の許可を取得。これにより、水産加工品とカット野菜などを1つの容器に入れた「総菜」を販売できるようになった。

 新商品は丼ご飯の上にのせて食べることをイメージした商品で、商品パッケージにマグロのたたき、メカブ、オクラ、たくあんなどが1つになったチルド総菜品。「スーパーでサラダの販売コーナーを見ていて、やはり1つにまとまって手軽になっていることが消費者にとって便利だと感じた。これまでの発想を変え、私たちが総菜の製造許可を取ることでネギトロはネギトロだけでパッケージするのではなく、マグロの隣にメカブなどを入れて一緒に販売したかった」と社長の澤浩二さん。

 同製品に使うメカブなどは市場内で塩干品なども扱う「船橋魚市」から仕入れている。「得意分野が違う市場内の仲間の力も生かしている。船橋市場の強みは首都圏に近く、空港にも近いこと。各大手量販店の物流拠点も船橋南部に集まっている。このメリットを生かさない手はない。こうした立地を生かすことも物流問題の解決につながるのでは」とも澤さんは話す。

 同社では調理師免許を持ち、和食店での勤務経験もある中田優多さんを第2工場の工場長に迎え、今後もさらに新しい商品を開発していくという。

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