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船橋・浜町公民館でごみ拾いと地域猫の活動ボランティアを体験

下澤心さんと清水真由美さん(左から)。環境活動同士として初めてのコラボ=船橋・浜町公民館でごみ拾いと地域猫の活動ボランティアを体験

下澤心さんと清水真由美さん(左から)。環境活動同士として初めてのコラボ=船橋・浜町公民館でごみ拾いと地域猫の活動ボランティアを体験

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 船橋市内の環境美化活動を行う「シンキカク」とNPO法人「ふなばし地域猫活動」が協力し、1月28日、浜町公民館(船橋市浜町2)でボランティア体験プログラムを行った。

イベント参加者=船橋・浜町公民館でごみ拾いと地域猫の活動ボランティアを体験

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 ごみ拾いを主体に行う活動と野良猫問題は共に「生活環境の問題として環境問題について考えている団体」として意気投合し、今回の体験プログラムでコラボした。

 当日は、船橋市議会から「船橋市動物愛護推進議員連盟」の担当者、東邦大学「TOHOボランティア部」メンバー、船橋市を中心に活動する社会人野球チーム「スカイセイラーズ」運営メンバーや地域猫活動のメンバーのほか、市民有志ら20人が参加。

 浜町公民館での2団体の活動レクチャー、周辺のごみ拾いを行いながら、「野良猫被害」がある地域の事例を見学した。

 シンキカクは、現役高校生の下澤心(しもざわ・しん)さんが2022年に立ち上げ、ごみ拾いなど環境活動に取り組む学生中心のボランティア団体。毎月1回を目安に、毎月第4土曜日に船橋駅周辺でごみ拾いを行っている。

 環境や食に関する知識が豊富な母・智子さんの影響もあって食材から環境を考えるようになった下澤さん。散歩中、街にごみが散乱している様子を見て、「自分ができる範囲から」と智子さんと2人でごみ拾いを始めた。

 SNSなどで情報発信をするうち賛同者が増え、同団体を立ち上げた。活動を通じて、「もっと環境分野を学びたい」と考えるようになり、4月から国内の大学に進学するがドイツの大学への編入を目指している。

 同NPOは、清水真由美さんが中心となって野良猫が引き起こす地域問題を解決する目的で設立。去勢出術や餌やりやトイレトレーニングなどを地域で行うことで「野良猫」を減らしていこうと活動している。

 「動物愛護」ではなくあえて「地域問題」として取り上げることで課題解決を目指す。行政などの専門家を自治会や住民間に挟むことで妥協点を探るなどもしている。

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