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船橋大神宮近くのカフェに「ねこ雑貨 ねこちる」 「ミスチル好き」も集う

入り口横と厨房の間の縦長のスペースに多くの猫雑貨が並ぶ

入り口横と厨房の間の縦長のスペースに多くの猫雑貨が並ぶ

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 船橋大神宮と本町通りの交差点近くあるカフェレストラン「My fave Dining Any(エニィ)」(船橋市宮本1)内に「ねこ雑貨 ねこちる」がオープンし、7月10日で2カ月がたつ。

シンプルで落ち着いた店内。インテリアになじむように「ミスチル」グッズがディズプレイされている

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 同店は千葉県流山市で2016(平成28)年、カフェメニューと猫雑貨を提供・販売する「ねこもの&Coffee ねこちる」としてオープンし、その後、約8年間営業。「オーニャー(店主)」の小笹(おざさ)真紀さんがMr.Childrenのファンであることも発信していたため、ミスチルのファン同士の交流の場にもなっていた。

 コロナ禍の影響を受けて閉店を決めていたが、常連客の一人が船橋市内でMr.Childrenの音と共に飲食が楽しめるカフェレストラン「My fave Dining Any」を開くことになり、小笹さんが「委託販売で猫雑貨を置かせてほしい」と相談したことから同店オープンにつながったという。

 雑貨は、小笹さんが選んだユーモアが感じられる猫イラストのポストカードなどの紙もの雑貨を中心に、靴下や箸置きなどの猫小物を販売。

 流山の店の時代の「ねこちる」のメニューを Anyが引継ぎ、兵庫県出身の小笹さんが「RIO COFFEE」(兵庫県芦屋市)から仕入れた豆でいれる「コーヒー」(450円)や「アーモンドオーレ」(540円)などのほか、バニラアイスに黒蜜ときなこをかけて三毛猫に見立てた「にゃいす ミケ」(450円)などを提供する。

 小笹さんは流山市在住で、日中は会社員として勤務している。そのため、当初は雑貨の委託販売のみの予定だったが、オープン時に駆けつけた多くの常連客を見て「直接交流したい」と思い、現在は夜を中心に店頭に立つ。

 店内はテーブル席とカウンター席を合わせて12席。「ミスチルの音楽と飲食を楽しんでほしい」というAnyのコンセプトとも重なり、白を基調としたシンプルな店内には小笹さん私物のミスチル公式グッズ類も並べる。

 壁の上部に設置された60インチを超えるモニターでは「店内映像BGM使用許可」を取った上でMr.Childrenの映像を流すなど、2人の「ミスチル好き」が詰まった店として営業する。

 「委託販売だけのつもりが、Anyでメニューまで引き継いでくれた。ミスチル好きや猫好きはもちろん、地域の方々にも気軽に立ち寄っていただけたらうれしい」と小笹さん。

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