カフェ「clasta(クラスタ)」(船橋市三咲3)が新京成三咲駅から徒歩5分の場所にオープンして、11月3日で2カ月がたった。
ロゴも小久保友見子さんが自ら手がけている=新京成三咲駅近くにカフェ「クラスタ」
建築設計事務所「clasta建築設計事務所」に併設する同店。同社オフィスを近隣から移転するに当たり、2階を事務所に、1階は同社の打ち合わせスペースと店舗内装のショールームを兼ねたカフェスペースとして開放することにした。店主は同社デザイナーでもある小久保友見子さん。カフェのロゴや名刺、コーヒー豆販売用のパッケージデザインは小久保さん自ら手がけた。
店の設計は、夫で建築士の賢さんが担当。「木を中心に自然素材を使ったデザインにこだわった」という12席の店内は、「温かみがあり落ち着いた雰囲気」を演出。「天然の木材を使うことで、訪れる人々が心地いい空間と感じてもらえるように」と、「素材などにもこだわりが詰まった空間」に仕上げたという。
「カフェは地域の憩いの場でありたい」と小久保さん。昔ながらの喫茶店スタイルを取り入れ、サイホン式でいれるコーヒーを提供する。アイスコーヒー(605円)、炭火焙煎(ばいせん)コーヒーで作ったコーヒーゼリー(605円)などのほか、パイ生地を使ったワッフルサンド、パストラミサンド(以上660円)などの軽食も提供する。コーヒー豆の販売も行い、クラスタブレンド(200グラム、1,100円)、キリマンジャロ(同、1,180円)などをそろえる。
最近は子連れの来店客用にキッズドリンクの提供も始めた。アップル、ミルクなどは各220円。「プリン+ドリンクセット」(550円)も用意する。
カフェの一角では、小久保さんの好きなアパレルや雑貨の展示販売も計画しているという。「地域に根ざし、気軽に相談や会話ができる場所にしていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~18時。駐車場あり。