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市川の「なかやまBASE」お披露目 地元食材メニューで地域交流拠点に

「なかやまBASE」の運営に関わる地域のメンバーら

「なかやまBASE」の運営に関わる地域のメンバーら

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 市川市中山の法華経寺参道にある交流拠点「なかやまBASE」(市川市中山4)で9月18日、お披露目会が開かれた。

「湯浅寫眞館」の外観

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 主催は「なかやま参道にぎわいプロジェクト実行委員会」と市川市。同施設は「旧湯浅寫眞(しゃしん)館」を改装した交流拠点施設で、1階に飲食スペースを設け、2階はワークショップ等の小規模イベントでの活用を想定している。

 安全面を考慮して2階の収容はおおむね15人程度とし、地域団体や個人への開放も視野に、地元の交流拠点として運用を始める。この日は、リノベ―ションと補強を終えた2階スぺースのお披露目も兼ねての会となった。

 お披露目会では、香取市のリストランテ「カーザ・アルベラータ」シェフの並木常吉さんが監修した料理を提供。市川産ののりを練り込んだナポリ風揚げパン、佐原の魚を県産のみりんで仕立てたソースの一皿、東庄町SPFポークと市川産梨・銚子の「ひしお」を合わせた総菜など、千葉の食材を生かした構成。デザートは発酵イチジクを添えた「ビアンコマンジャーレ」。

 並木さんは「この施設内での試験営業を見据えた発酵レストラン『醸し』の構想も練っている」と話す。「名称は『醸す』と『良い雰囲気を醸し出す』の2つの意味を込め、10月15日ごろの始動を目標として、スタッフ確保に動いている」とも。

 同委員会代表の上坂理さんは「地元に開かれた場として、食と交流を通じて中山の魅力を発信したい」と話す。

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