船橋警察署が主催する「電話de詐欺被害防止キャンペーン」がイオンモール船橋(船橋市山手1)で4月24日に行われ、一日警察署長を務めた船橋市出身の俳優・綱啓永さんが制服姿で登場した。
「電話de詐欺」の被害防止を訴える綱啓永さん=船橋出身・綱啓永さんが一日警察署長
船橋警察署によると、船橋市内での電話による詐欺被害は増加傾向にある。2025年度の被害認知件数は176件、被害総額は約11億7,878万円に上り、どちらも千葉県内でワーストとなる。
最近の特徴として、犯人からの電話の多くが「+」で始まる国際電話であることや、警察官を名乗りスマートフォンの画面上で偽の警察手帳や逮捕状を見せる「ニセ警察詐欺」への注意が必要と説明した。
会場には県外からも多くの綱啓永さんのファンが来場した。最前列に並んだ女性2人組は「会いたくて前日の23時から雨の中、整理券のために並んだ」と話すなど、開始前から熱気に包まれた。制服姿の綱さんが登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。
綱さんは「警察官が電話でお金の振り込みを求めることは絶対にない。詐欺対策アプリなども活用しながら、『自分は大丈夫』ではなく『自分も気を付けよう』という意識を持ってほしい。困ったときは交番や警察署に相談して」と呼びかけると、来場者からは元気な返事が上がった。
中野裕志署長は「最近は電話による詐欺の被害は高齢者に限った話ではない。このイベントが、若い方々にも電話による詐欺について知っていただくきっかけになれば」と期待を込める。