
津田沼駅南口の津田沼公園とショッピングセンター「モリシア」で10月8日・9日、「ドイツフェア」が開催された。主催は習志野市。
かつてドイツ兵の捕虜収容所があった習志野では、オーケストラによる演奏会やソーセージの製造方法の伝授などドイツ人との交流が盛んに行われていたという。
今年は、1861年の日本とプロイセンの修好条約締結から150周年の節目にあたることから日本とドイツのゆかりを紹介しようと企画された。会場では、ドイツ製ソーセージやビールなどを販売。この日のために開発された「習志野ドッグ」も販売された。習志野ドッグは、ドイツパンに地元産のノリを練りこみソーセージやチキンを挟み込んでいる。
同時に開催された「習志野グルメフェスタ」では、市内飲食店11店による「オリジナル丼」も販売。同市商工振興課の藤原友哉さんは「フェスタに参加している店は地元で商売している店がほとんど。どの店の丼もおいしいですよ」とグルメフェスタをPRした。
この日カップルで会場を訪れドイツビールに舌鼓を打っていた本間旭征さん(28)は「昨日も来たがドイツビールには行列ができていて飲めなかった。(ドイツビールは)飲みやすくて、泡までおいしい」と待望のドイツビールに満足気な様子を見せていた。