ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町)内に併設されている子ども美術館で10月1日、木片を使った動物を展示する作品展「木のカケラから生まれた動物園」とワークショップが始まった。
作品を手掛けるのは木工造形作家の望月勤さん。木工による家具のデザインを中心に「森づくり・モノづくりコンテスト」などの各種コンテストで活躍した経験を生かし、5~6年ほど前から木材を使用した動物作りを始めたという。
木片でできているとは思えないような躍動感のある動物たち、「全ての動物が木材と木ねじで作られている。直線の積み重ねでできていると思えないようなしなやかさと柔らかさが作品の特徴」と同館の柴田館長。館内第1展示室では、キリンやチーター、ダチョウやゾウなどの動物がいきいきとした様相で展示されている。
隣の第2展示室では10月1日・2日に行われたワークショップに参加した4家族と、2つの中学校美術部の作品も展示。グループごとに同園内の動物舎や動物図鑑を参考に制作した作品は大きなもので2メートル近くある巨大なものまで展示されている。
次回のワークショップは、15日・16日に開催。木片と木ねじで小さな動物を作る。10時30分~15時30分。会場は同館1階談話室。当日は昼食持参。参加費は300円で事前予約が必要。