津田沼パルコすぐ近くのビルで野球やサッカーなどのスポーツ観戦で賑(にぎ)わいを見せるダーツバー「VIVO」(船橋市前原西2、,TEL 047-409-8443)がオープンから半年をむかえた。
経営元は、14年前おゆみ野にダーツとビリアード場併設の「トレスクエア」をオープン。その後、炭火焼き鳥の「鳥造」(千葉市中央区富士見)、ダーツの店「ルール」(千葉市美浜区高洲)を相次いで開店。今年4月13日にピザとダーツの店として同店をオープンした。
同社4号店となる同店は、炭火焼きの店で得た飲食業の知識とこれまでの店舗で経験を積み重ねてきた軽食のノウハウで、ピザやタパス料理を中心に提供する。
野菜を多く使った「VIVOピッツァ」(レギュラー880円)や定番の「マルゲリータ」(同730円)などピザは9種。ピクルスやアンチョビーポテト、ミックスナッツなどタパス料理は300円から提供する。
中でもナポリの郷土料理で、ピザ生地に青のりを混ぜて揚げた「ゼッポリーネ」(400円)は同店オープン以来の看板メニューだという。
店内は、客席40席。ダーツ5台と80インチの大型モニターが壁際に並ぶ。パーティーやイベントなどの際には自由にレイアウト変更できる。少人数からの宴会にも対応する。2次会ニーズが高く、ピークタイムは、21時~22時ごろ頃。ここ半年で、終電を逃した客が朝までダーツに興じる姿も見られるようになったという。
また、スポーツバーとしても定着しつつあり、6月のサッカー・オーストラリア戦では試合中100人を超える観戦客が店外まで訪れ一体となって観戦したという。
これまでに、部活の謝恩会で試合DVDの上映会やベリーダンス教室の先生の発表会会場として利用されたこともあるという。「工夫次第でさまざまな使い方をしていただける空間」と上野直子店長。
営業時間は、17時30分~翌5時。