イオンモール船橋(船橋市山手1、 TEL 047-420-7300)で11月23日・24日の2日間、「ふなばし福祉まつり」が開催された。
ステージではハワイアンライブほかさまざまな催しが行われた(関連画像)
船橋市内の医療や高齢者福祉、障がい者福祉に関わる団体のPRと、業界の枠を超えた横のネットワークづくりを目的としている同イベント。
1階「光の広場」から左右に伸びる通路を使って、福祉施設・介護施設の紹介や施設利用者の作品展示・販売が行われた。また気軽に利用できる福祉や介護についての相談窓口も設置。イベントには市内で活動する19団体が参加した。
施設利用者の手による陶器や木工作品、野菜やパン、ジャムなどの販売には人だかりができ、買い物を楽しむ市民でにぎわいをみせた。靴下のまま足を温かい石の中に入れる「足癒(あしゆ)」コーナーなどの体験コーナーでは多くの市民が笑顔を見せた。
「光の広場」ステージでは、さまざまな催しを開催。23日は老人福祉に関するDVDの上映会やデーサービス「御滝庵+桃井まり」のジャズライブ、ピュアレイのハワイアンライブ、咲が丘小学校合唱部による発表などさまざまな音楽が奏でられた。
また、24日には子育てに関する講演をはじめ、障がい者でも健常者でも参加できる軽スポーツの紹介、福祉作業所のメンバーが参加する「こんぽーるバンド」の演奏、北習志野ゴスペルクワイヤーによるライブなどに、多くの人々が足を止め、拍手を送った。
同施設2階会議室では、23日にランチョンセミナーとして医師・安間芳秀さんによる「認知症についてや、歯科医師・野口隆司さんによる「認知症患者さんの口腔(こうくう)ケアについて」の市民公開講座が開かれた。