ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町、TEL 047-457-6627)で12月下旬、真冬に見頃を迎える特殊な2万株のチューリップの開花が始まった。
同園では、冷凍や冷蔵処理を施した特殊な球根を植え付けている。冬の寒さを擬似体験させ11月に植え、来年1月に開催される「チューリップまつり」の時期に開花のピークを調整したもの。園内メルヘンの丘「イベント広場」を中心に1月いっぱいまで見頃を迎えている。
「アニーシルダー」「イエローフライト」「プリティーウーマン」「パープルフラッグ」など色とりどりのチューリップ13種が真冬の園内に彩りを加える。そのほかにも、個性的な形や色をそろえた「パンジー・ビオラ100選」も来園者の目を楽しませている。
「昨年は気候も暖かく早めの開花が心配されたが、予定通りの時期に咲き始めたので良かった」と運営課の富田さん。「八重咲きや百合咲きなどの珍しいチューリップもたくさんある。ぜひ子どもたちに見に来てもらいたい」とも。
「チューリップまつり」は1月2日~30日。
開園時間は9時30分~16時。月曜定休。入園料は、大人=900円、高校生=600円、小中学=生200円、幼児(4歳以上)=100円。