新京成電鉄北習志野駅(船橋市習志野台4)に2012年夏、駅ビルが開業する。
駅ビルの着工は進んでおり、線路をまたぐ形での3階建てを建設予定。延べ床面積は約2200平方メートル。2009年にも同社所有の「北習志野駅前ビル」が完成しており、今回の駅ビルは「駅前ビル」と同コンセプトでの建設となり、ペデストリアンデッキでつなげる予定。
北習志野駅は、新京成電鉄内で最も早い1966(昭和41)年に、プラットホーム上に駅舎機能を集約し駅の両側から2階の改札を利用する「橋上(きょうじょう)駅」となった。駅ビルは、2階部分にある駅改札口の正面にメーン玄関を設置し、乗降客がこれまで以上に使いやすいように配慮する。
駅ビルには約20店舗を誘致する予定。1~2階に食料品店、3階に診療所など医療機関を入居させる予定。
同駅の1日の平均乗降客数は、4万3267人で4番目に多い。東葉高速鉄道の北習志野駅と併設しているため、2005年と比較して約2000人増えている。