動物写真家の岩合光昭さんが40年以上かけて撮り続けてきた猫の写真展「ねこ」が12月22日から、東武百貨店（船橋市本町7）6階のイベントプラザで開催される。

　岩合さんは、19歳の時に訪れたガラパゴス諸島で自然の驚異に圧倒され動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに大自然と野生動物を撮り続けてきた動物写真家。「猫が幸せになれば人も幸せになり地球も幸せになる」と、身近な犬や猫の撮影も継続し、撮影を通じて感じた地球環境の変化を著書やメディアへの露出を通じて伝えてきた。著書に「ホッキョクグマ」「いぬ」「どうぶつ家族」「そっとネコぼけ」などがある。

　「『絆』を見詰め直すにはふさわしい年だったので、家族や恋人と一緒に心温まる写真展を見ながら『絆』を確かめ合っていただければ」と同店広報担当の濱智美さん。

　会場では、作品180点を展示するほか、トークショー＆サイン会（今月23日11時～、14時30分～）、マフラーやぬいぐるみなどのグッズ販売も実施する。「自慢のねこちゃん写真大募集！」と題した参加型の写真展も実施。期間中の応募者にオリジナルポストカードを進呈する。

　営業時間は10時～18時30分。入場料は、一般＝500円、中学生・高校生＝300円、小学生以下無料。今月30日まで。