第90回全国高校選手権の大会3日目となる1月2日、会場となった市原臨海競技場に千葉県代表の市立船橋高校サッカー部が登場し、長崎日大高校(長崎)に2-1で逆転勝ちした。
前半開始早々、長崎日大MF久保田駿斗(3年)のゴールで試合は始まった。市立船橋高校はパスミスなどが目立ち県予選で見せた地力を出し切れず攻めあぐみ長崎日大に対し防戦一方となる。
前半を0-1で折り返し後半からシステムを変更。これが功を奏したのか後半は打って変わって市船ペースとなった。
FW菅野将輝選手(3年)やMF杉山丈一郎選手(3年)などが得意のドリブルでチャンスを切り開くも、長崎日大GK平山優樹(3年)選手の好セーブに阻まれ、なかなか得点につながらなかったが、後半36分、FW和泉竜司(3年)の左足から繰り出されたシュートがネットを揺らす。さらに、ロスタイムの41分にも和泉が走りこんでの右足で豪快なシュート。市立船橋高校は、3日に同会場で行われる清水商業高校(静岡)との3回戦へコマを進めた。