船橋市の国道14号線沿いに自転車専門店「38(ミヤ)サイクル」(船橋市海神6、TEL 047-401-3738)がオープンして2カ月がたつ。
子ども用、電動アシストなどのファミリーサイクルから、本格的なスポーツサイクルまでそろえる同店。店舗面積は約5坪。常時35~36台の自転車を展示・販売するほか、店内の一角には20年来の趣味というスケートボードも並べている。
店主の宮島裕さん(40)は鉄鋼関連の仕事に就いていたが、趣味のオートバイやスケートボードに近い分野で働きたいとの思いから、自転車販売店大手のセオサイクルに転職。同店で8年間の経験を積み独立した。
宮島さんは自転車の魅力について、「手軽にカスタムできる点、こがなきゃ走らないという点で自転車は面白い。バイクやスケボーとの共通点もある」と話す。
「個人だからこそできるサービスを」との思いから、他店やインターネットで購入した自転車のメンテナンスや修理も行う。営業時間後に修理の依頼が出た場合は、シャッター前に自転車を施錠した状態で置いて、留守電に入れておけば営業時間中に修理しておくこともできる。タイヤ交換の場合は、船橋駅周辺から西船橋駅周辺までのエリアに限り出張修理などにも対応するという。
宮島さんは「自転車組立整備士、自転車技士などの資格を取り、安全に自転車を組める。『自転車に関するなんでも屋さん』になりたい」と笑顔を見せる。
「人と話をするのが好きなので、接客中でない限りはタイヤに空気入れるのも極力私がやりたい。コンビ二感覚で利用してほしい」とも。
営業時間は、10時30分~19時30分。